神楽坂まつり:阿波おどり大会一日目(2)

夕方、7時ちょうど

カカーン カカーン

するどく高いカネの音が響くと、まるでオーケストラの指揮者が構えていたタクトを振り下ろしたように、それに続いて、豪快でダイナミックな大太鼓がいっせいに轟いた。

ピンク色の襦袢の裾をヒラヒラと翻しながら、被り物の傘の合間から女たちの華奢な腕が伸びる。

その後ろには男たち。
日に焼けた腕に巧みに操られたうちわが、途切れなくよどみなく舞う。

華麗なるへっぴり腰。

やっとやっとー
やっとさー

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狭い道の上で観客のすぐ間近でおどる

1つの連が通り過ぎて、少しばかり一息ついていると、
坂の上の方からまた、大きな提灯を先頭に、ゆっさゆっさと近づいてくる賑やかな一団が見える。

神楽坂通りの道幅は、普段は一方通行になっている狭い通りだ。

その通りを、踊り手たちは観客のすぐ目の前で踊りながら、通り過ぎてゆく。
みんな楽しそう。

そんな楽しそうに踊る姿に、こっちもつられていつの間にかニコニコしちゃう。
そして自然と、足が、体がリズムをとっている。

踊り手と目が合う事も珍しいことじゃない。
そうすると、見る側もぐんぐんとテンションが上がっていく。

「見る阿呆」のできあがり。

神楽坂阿波おどりの良さ

観客のひとりが、連の中に知り合いを見つけて、
「○○ちゃーん」って、声をかけて手を振っている。

踊り手さんもそれに応えて、踊りながら両手を大きく振った。
何を言っているのか、声は鳴り物の大きな音にかき消されながらも、表情はうれしそう。

これぞまさしく「諸手を挙げて喜ぶ」か。

中には、子供をおんぶ紐で抱えながら踊っている姿もあって、何だかちょっと微笑ましい。

抱かれてる子供にとっては、もしかしていい迷惑なのかもしれないけど…。

それにしても、何キロくらいある赤ちゃんなのか。
踊る阿呆になるのは体力いるよなー、ってつくづく思ったりする。

こんな光景を見ると、神楽坂阿波おどりは、この地元で少しづつ育てられてここまで来たんだろうなぁって思う。

この祭りは今年で46回目。
ってことは、引き算すると第1回は1972年か。

これからも毎年、ずっとずっと続いて欲しいな。

夜9時。
賑わいを名残惜しみながら家路につく。

お囃子を鼻歌で歌って、体で少しばかりそのリズムを刻みながら。

明日は2日目。
とうとう、おまつり最終日。

午後になって少し黒い雲が出てきたのが気になっていたけれど、やっぱり夕方になったら、雨がポツポツと落ちてきた。 開始時間になっても降り止...
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