ガンとの闘いは情報戦

がんに関する書籍や雑誌

昨今のがん医療の開発速度は、めまぐるしく速い。

私の乳がんが発覚した2014年夏から、たった3年後の2017年の今の治療法や検査法を比べても、当時とは違うんだなって思うことも多い。

医療の進歩はとても素晴らしくて嬉しいことだけど、患者の立場で最新情報を入手するのはとても難しくて、どうやったら信頼性の高い情報を知ることができるのかさえわからないことも多い。

でも、ガン治療に挑むなら情報収集は絶対に欠かせない。

病院の外来で、主治医からの話だけを待っていたら、自分の意思に反した治療が始まってしまうかもしれない。
決して受身ではなくて、自分からがん医療の中へ飛び込んで行くことこそが、がんと闘うことにつながるんじゃないかと思う。

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がん情報の調べ方

私が、がんの疑いを指摘されて詳しい検査が始まったとき、次々と進むスケジュールの中で、自分がベルトコンベヤに乗せられたような気がした。

主治医の先生の話を聞いても、基礎的な用語の意味さえわからないのに、写真撮影やら採血やら。

WEBで調べてもモヤモヤするばかりだったので、大型書店に行って乳がんの本を1冊買った。
それが、治療を始める前に読む 乳がんの本

今となっては、わざわざこの本を勧める理由は全くない。
もちろん、乳がんのことを知るには良い本だけど、治療に関することについては新しい本を読むべきだもの。

だけど、私はこの本で基礎知識を学んだお陰で、乳がんと告知されたときの内容をきちんと理解することができた。

その後に買ったのは、「乳がん」といわれたら- 乳がんの最適治療2014~2015 (日経BPムック)

どちらの本も、愛読書のように読み倒した。

癌医療に関しては、今も昔もマユツバのおいしい話で商売しようっていう輩は多いけど、
それでも、
3年ほど前は、今よりも書籍の数も少なかったし、WEB情報も少なかったように思う。

今は、信頼できる情報がとても増えたけれど、一方で安易に鵜呑みにしちゃいけない情報や、ただの口コミもすごく増えた。

病院の相談窓口を活用しよう

どうやって病気のことを調べたらいいのか迷ったときは、病院の相談窓口に行って見るのが一番いいと思う。

がん診療連携拠点病院では、がん医療にかんする相談支援や情報提供もしてくれる。

がん診療連携拠点病院とは、

専門的ながん医療の提供、地域のがん診療の連携協力体制の整備、患者・住民への相談支援や情報提供などの役割を担う病院として、国が定める指定要件を踏まえて都道府県知事が推薦したものについて、厚生労働大臣が適当と認め、指定した病院です。

がん情報サービス 公式サイトより

がん拠点病院では、治療のことだけでなく、がんについてのいろいろな情報を知ることができる。

受付の待合にある資料や掲示を眺めるだけでも、興味のあることを見つけたり、困っていることの解決につながる情報を得ることができる。

学会のWEBサイトを活用しよう

がん関連の学会はとてもたくさんあって、「○○がん 学会」などで検索するとすぐに見つかる。

そして大抵の学会は年に1~2度、ホールやホテルを会場にして総会というのを開いて、論文の発表や研修医の勉強会の場になっている。

少し以前までは、学会総会は医療関係者だけのものというイメージが強かったけれど、今では市民公開講座やセミナーなど患者が無料で聞けるものも充実してきている。
裏を返せば、それくらい、最近の患者たちは勉強熱心っていうことの表われなのだと思う。

学会の公開セミナーでは、最新医療や今後の展望などを聞くことができるし、製薬会社や医療関連のNPO法人なども来て、便利なツールを紹介していたり、開発した食品サンプルをもらえたりするのもちょっと楽しい。

病気を取り巻く業界を、俯瞰でみることができる良い機会だと思う。

ちなみに、今年2017年の乳がん学会は、7月13日~15日に福岡での開催でした。

第25回日本乳癌学会学術総会 2017年7月13日(木)~15日(土) マリンメッセ福岡・福岡国際会議場 会長:岩瀬弘敬 メインテーマ:新たなる一歩―ライフサイエンス研究の進歩―

次回2018年の予定は、次のとおり。

第26回日本乳癌学会学術総会
-Creative Japan 新たな時代-

2018年5月16日(水)~18日(金)
19日(土)は、市民講座および関連プログラム

会場は、国立京都国際会館

第26回日本乳癌学会学術総会 2018年5月16日(水)~19日(土)国立京都国際会館 会長:戸井雅和 メインテーマ:Creative Japan 新たな時代

甘い言葉を鵜呑みにしないで

これで、がんが治った!
こうすれば、がんが治る!

なんていうのを目にするたびに、なんだかがっかりする。

どんな責任で、こんな発言をするのか。
こんな甘い言葉に、なぜ逃げようとするのか。

がん治療は、そんなに甘いものじゃない。

だからこそ、世界中の医療に関わる人たちが、長い年月をかけて、莫大な投資をして研究しているんだから。

どこかの一企業や一個人のやり方だけでがん撲滅ができるなら、それは世界が注目する大発見になっているに違いない。
薄いパンフレット1冊に収まっているはずがない。

医学や科学の及ばない力は確実にあると思うけど、それはあくまで補であって主ではないと私は思う。

今日は、自分の手元にあるがん関連の本を引っ張り出してみた。
図書館で借りたり、既に売ってしまった本もあるし、フリーペーパーは処分してしまったから、思ったより少ないんだなと思った。

できれば、もうあんまり勉強することもなく、楽しい本を読んで過ごしたいね。


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