「患者さんのための乳がん診療ガイドライン」は、とりあえず押さえておこう

先日、乳癌学会学術総会のことを調べていて、久しぶりに日本乳癌学会のWEBサイトにも行ってみた。

日本乳癌学会のWEBサイトには、
「患者さんのための乳がん診療ガイドライン」っていうのが出ている。

私は、このガイドラインの書籍版(患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2016年版)を持っていて、サイトがあるというのは、ずいぶん後になってから知った。

個人的には、じっくりと網羅的に読みたいものは、本の方が落ち着いて読めるのだけど、さらっと読みたいときはWEBでも読めるし、WEBと本の両方で読めるのはとてもうれしい。

内容を見比べて見ても、同じ内容のように見える。

私の勝手な想像なのだけど、
書籍が出ているにもかかわらず、WEBで誰でも見られるようにその内容を公開している、というのは、おそらく、ネット上にあふれている信用に値しない情報への対抗措置っていう側面があるんじゃないかと思う。

今は、がんに罹患する人がすごく多くいて、だからこそ、がん治療の研究は進んでいて、そうした情報もネットのお陰で知ることができるものが多い。

それは、すごくありがたいことなんだけど、

だけど、中にはエビデンスに乏しい治療法とか、胡散臭い食品とか、中にはただの口コミなんていうのもあったりする。
一般的に見ても、「標準治療」って言葉よりも、がんに効くサプリの方が知名度が高いんだろうし…。

巷には、がん関連の良さそうな情報が山のようにあって、そんな情報に触れると、自分の今の治療よりももっと確実で良い方法があるんじゃないかって、ふと、そんな気持ちになることもあるかもしれない。

それもそのハズで、「がん」で商売しようっていう人たちは宣伝活動もうまいしね。

だから、まっとうな情報が書籍でしか得られないなんて、そんな殿様やってたら、医学が進んでいるにもかかわらず、結局はがんを進行させちゃった患者が増えちゃうよ。

この「患者さんのための乳がん診療ガイドライン」は、日本乳癌学会の先生方が編集している本なので、情報に対する妙な猜疑心とか、あるいはいつの間にか高額なサプリメントを買わされそうになるとか、そんな心配はない。

内容はカテゴリ分けされたQ&A形式で、自分の知りたいことが見つけやすい。

WEBサイトには、書籍にはないリンク集もあるって、他の学会や医療機関、補完代替医療に関するWEBサイトの紹介も出ている。

スポンサーリンク

がん治療は情報戦

刑事ドラマじゃないけれど…、
迷ったら、現場に戻ろう。

いきなり乳がんと言われて当惑している人も、治療途中の人も、心配なことが出てきたときは、やっぱりみんな、スマホを手にして検索するんだと思う。

だけど、どんなときでも「診療ガイドライン」は、とりあえず第一に押さえておくべきだと思っている。

いや、なにもコレだけが、今のがん治療の全てだと思っているわけじゃない。
だけど、がん患者として、まずはきちんと把握しておくように努めるべき情報なんだと思う。

がん治療は、情報戦。

今、どんな治療があるのか。
今、どんな研究がされているのか。
検査方法は? 薬は? 放射線は? 
治験は? 施設は? 代替治療は? 

その中から、自分は何を選べるのか。
選ぶべきなのか。

勉強熱心な患者でいたいと思う。
なかなか難しいけどね。


スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

ランキング
にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ にほんブログ村 その他スポーツブログ 100キロウォークへ にほんブログ村 アウトドアブログ ウォーキングへ