前回の松尾農園の熟成黒にんにくが、すごく美味しかったので、大きいパックを買おうかと思ったのだけど、別の誘惑もあるので今回は思い留まった。
で、
今、うちにはもう黒にんにくのストックがなくなっているので、とりあえずまた、青森のアンテナショップ「青森北彩館東京店」に行くことにした。
以前から食べていた「黒の極み」にするか、それとも今回は田子産のにするか迷いながら。
田子産が店頭で待ち構えていた
夕方の会社帰りの人ごみに逆らって、JR中央線の飯田橋駅から北彩館に着くと、今日はお店の前にも商品が並んでいて、
おじさんに、
「いらっしゃ~い、試食もありますよ~」
って声を掛けられた。
おっっ!
黒にんにくの試食だ。
私の気持ちを見透かすようなその販促。おじさん、ビンゴです。
しかもそれ、田子産じゃん!
ダブルビンゴ!
スタンダードの優等生
「どうぞ、食べてみて~」って試食を渡された。
一粒を、1/4くらいにカットしてある黒にんにくが爪楊枝にさしてある。
もとの一粒の大きさは、「松尾農園の熟成黒にんにく」や、「黒の極み」とも変わらず、ちょっと大きめ。
口に入れると、柔らかすぎずに丁度良くしっかりとした粒。
味は、甘みの中に、少し酸味を感じる。
これまた、今まで食べたどの黒にんにくとも違う味。
えぐみもないし、発酵食品独特のクセみたいなものも感じられない。
本来の黒にんにくって、こういうものなのかな…。
なんていうか、
きっちりと育てられた優等生って言う感じ。
毎日食べるなら、こういうスタンダードの食べやすさは嬉しいかも。
おじさんのトーク楽しすぎ
試食を味わっている間、お店のおじさんは色々と話して教えてくれた。
まるで流れるように、次々といろんなことを。
黙って聞いていたら、閉店まで話していそうだぞ…。
田子町は標高が高い
標高が高いと言うことは、昼夜の気温差の大きい越冬期の過酷な気候を乗り越えて育ったにんにくと言うこと。
田子町産はブランド品
田子町産のニンニクは、全国ブランド商標に認定されてる。
黒にんにくの皮の色
皮まで黒いってことは、外までポリフェノールが染み出しているってこと。
水分が多いってことでもある。
手を汚さずに皮を剥きたいなら、白い皮のを選んで買ってみて。
皮を剥いてタッパー保存
食べるたびに皮を剥くのは、手が汚れて嫌と言うなら、1パックぶんを一度に皮を剥いて、タッパーに入れておくとよい。
一日に食べるのは、2分の1から3分の1粒
たいていの他の商品には「1日に1~2粒」って書いてあるけど、この田子町産黒にんにくは、半分から3分の1くらいでも十分。
夜寝る前に
「朝食べて、1日を元気に」って言うこともあるんだけど、しっかりと体質改善をしたいなら、夕食後に食べる。
寝てる間に、黒にんにくの成分が体中に行きわたるよ。
タッパーに、皮をむいて切って入れておけば、家族で食べるのにも簡単だしおすすめ。
下北半島行商隊が厳選した沢田ファームの黒にんにく
おじさん!
色々教えてくれて、どうもありがとう!
いや~、
とっても勉強になりました。
どうやらこのおじさん、下北半島行商隊っていう会社の社長さんらしい。
いろんな地方に、実際に商品を持って売りに行くと言うので「行商隊」っていう名前がついているらしい。
普段は、この「青森 北彩館 東京店」には出品していないって言っていたので、ネットで探してみたら、サイトを発見。
ここでお買い物もできるし、行商の予定も出ていた。
飯田橋の北彩館にも、2ヶ月に一度くらいは来ているということなので、もしかして次回もまた会えるかな。
会いたいな。
この黒にんにく、売っていたのは下北半島行商隊だけど、
沢田ファームという生産農家さんの商品。
自分の畑で、ニンニクの栽培から黒にんにくの製造までやっているんですって。
アマゾンでは、
200gのパック入りはなくて、1Kgの無選別品を発見。
2パックお買い上げ
おじさんの話にのせられて(!?)今回は200g入りを2パック買ってみた。
1パックだけ買うより、その方がちょっとだけお安かったもので…。
2パックで2500円。
今日からは、皮を剥いて一粒を2,3個に切ってタッパーに入れておこうっと。
スタンダードな優等生、ちょっと楽しみ。